学校で住教育に取り組んでみませんか?

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授業の展開・事例1-人と住まい

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語らう

よい人間関係は語らいから。居心地のよい空間づくりは人と人とのよい関係につながります。語らいを生み出す空間を考えながら、コミュニケーション力を育てます。

 

語らいと空間の関係を知る

話そう はなれて くっついて

さまざまな位置や距離で話をしてみよう。2人で話す、5人で話す。話した感想は?

立って、座って、寝て、机を囲んで 20cm、1m、3m離れたら?

しゃべり場、地図づくり

話しやすいのはどんな場所?

教室で、家で、親子で 休み時間、内緒話、テストの点数

段ボールカーペットで語らいの場づくり

段ボールを敷いて、話がしやすいほどよい広さをつくろう

家庭での団らんと空間

あったらいいな、こんな団らん

家ではどんな話をする?どんな話がしたい?

親とは? 兄弟姉妹とは? 子どもができたら?どこなら話がしやすい?
したいのにできない理由
しやすい理由

団らんを生む空間とは?

団らんしやすい空間のイメージを考えよう

話しやすくなる空間ってどんなイメージ?
・リラックスできる、オープンで明るい、色や素材、家具やドアの形状

語らいとコミュニティ

居心地のよい場所さがし

まちの中で居心地のよい場所を探し、その理由を考えよう

・公園、公共施設、青少年施設(参考施設:ゆう杉並)、レストラン
・開放感、明るさ、位置

語らいの効果を考えよう

コミュニケーションのある家、まち、学校では、どんなメリットが生まれるか考えてみよう。
自分の果たせる役割は?


語らいの生まれる場づくり提案

学校やまちで、話せて楽しい場所、コミュニケーションや語らいが生まれる仕掛けを考えて提案しよう

空間的な工夫、ソフト面の工夫

 


まもる

人が安全に暮らすことの大切さを知り、そのための住まいのつくりや住まい方・暮らしの工夫を考え、実践できる力を育てます。

 

災害から家族(人)をまもる

地震に強い家

地震に強い家はどんなつくり? 実験してみよう

震災で倒壊した住宅の写真やビデオを見て、地震の被害や怖さを知ろう。

【実験】
牛乳パックを2.5cmに輪切りにして、横から指で押してみよう。ゆがまないように補強するにはどうしたらいいかな?積み重ねて建物をつくり、補強のある建物とない建物の揺れの違いを調べよう。

【補強の有無と強度】

参考サイト:「すまいるネット」(住教育支援の取り組み)神戸市


「我が家の防災マニュアル」をつくろう 

家族で話し合って防災マニュアルをつくってみよう

何を持ち出す? 防災グッズは? 安全スペースはどこにある? 避難所はどこ? 避難所までの経路は? 家族との連絡方法は? 家族で話し合おう。発表して話し合おう。

まちの安全・安心を考える

家とまちを犯罪からまもる

どろぼうが入りにくいのはどんな家? どんな場所?

玄関、窓、バルコニー・・・、どうしたら防げるかな?
どろぼうは人の目を気にする。
建物だけでなく、近隣での協力が必要なことに気づこう。

車イスにのってバリア探し

学校やまちの中で、移動しにくいのはどこだろう?

通れなかったところ、「怖い」、「不便」と感じたのはどこ?
どんな工夫で改善できるか話し合ってみよう。
どんなところで声をかけあった?コミュニケーションの大切さに気づこう。

公園のルールづくり

「遊ぶみんなが考えるルールづくり」をしよう

公園で野球をしたい中学生、でも小学生もちいさい子もいるから危ないよ。
みんなが安全に遊ぶにはどうしたらいい?話し合ってみよう。
みんなの考えをポスターにまとめてみよう。