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 令和5年度住生活月間フォーラム開催結果の概要

 テーマ: 社会変容を踏まえた新たな住生活を考える
        ~時代の潮流とこれからの住まい方~


 フォーラムのLive配信時の映像は、下記よりご覧ください。


【概要】

 令和5年度住生活月間フォーラムは、令和5年10月26日(木)の14:00よりWEBでのLive配信を行いました。
 我が国の社会経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大が与えた影響や2050年カーボンニュートラル・脱炭素社会の実現に向けた対応、AII を始めとする先端技術の活用に向けた動きなど大きな変革の時期を迎えています。こうした社会変容は人々の生活の基盤でもある住宅分野においても例外ではなく、人々の住まいのニーズや選択に生じている大きな潮流の変化は一層進展していくものと考えられており、このような社会環境の大きな変化や人々の価値観の多様化に対応するために、まずはどのような住生活のあり方が求められているのかを議論することを目的として、開催となりました。

    
      
  主催者挨拶 (住生活月間実行委員会 会長 井上 俊之)

    
          来賓挨拶 (国土交通省大臣官房審議官 宿本 尚吾氏)

 基調講演では、講師である 安達 功 氏 (日経BP総合研究所 フェロー)から、13の変化と2050年の「普通の家」 と題し、2050年をターゲットに「住宅の変化」「居住者とコミュニティ(生活様式)の変化」「社会環境の変化」を見通しながら、新たなビジネスモデルの構築や次の住宅政策立案のための「住生活のニーズ・シーズ」の見える化ができればというご説明がありました。また、2050年の「普通の家」は、なにに、どこに、誰と、どうやって住むかを考えるべきであり、様々な社会変容を踏まえ議論することが必要とのご意見がありました。

     
     

 休憩をはさみ、パネルディスカッションではパネリストからのプレゼンテーションから始まりました。
 秋元 孝之 氏 (芝浦工業大学 建築学部長・教授) からは、脱炭素社会に向けた法制度の整備や改正等の最新の動向や建材・設備面からのZEH化についてのご説明がありました。また、住宅については戸数も多いことから新築だけでなく改修時にもZEH化が必要であるとのご意見もありました。

    

 佐藤 有希 氏 (一般社団法人リビングテック協会 事務局 <日鉄興和不動産株式会社住宅事業本部リビオライフデザイン総研室>) からはスマートホームの魅力及びリビングテック協会、日鉄興和不動産の活動について動画等を含め、ご紹介がありました。

    

 和田 貴充 氏 (空き家活用株式会社 代表取締役CEO) からは、増え続ける空き家に対して、データベース化することにより、中古不動産流通市場を活性化するプラットフォームを構築している活動のご紹介がありました。

     
     
 プレゼンテーション終了後に、コーディネーターである 小原 隆 氏 (日経BP総合研究所 上席研究員) から、基調講演において、考える必要があることとして挙げられた ①住宅と精算・供給体制の変化 ②生活様式や家族・コミュニティーの変化 ③社会環境の変化とさらなる変化への構え についてそれぞれの立場や活動内容等からの意見交換や議論を行いました。

     

     

 本フォーラムは昨年度と同様に、WEBを利用したLiveでの配信となりましたが、後日でもご視聴できるようにいたします。
 この場をお借りしまして、多くの皆様のリアルタイムでのご視聴に感謝の意を表するとともに、ご協力いただいた関係者様に御礼申し上げます。
           
(令和5年10月26日掲載 住生活月間実行委員会)

 フォーラム開催(R5)のご案内はこちらからご覧いただけます。

 

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